WEBLIC LLC

ブログ

【簡単】WordPressでテスト環境を作る方法

開発

2023年10月4日

WordPress

WordPressはサーバー上で動いているシステムのため簡単にテスト環境を構築することは難しいです。ましてや公開中のサイトを直接本番環境のWordPressで試したりチェックしたりするのはリスクが高いですよね。今回はプラグインを使って簡単にテスト環境を作る方法を解説します。

WP STAGINGのプラグインでステージング環境を作る

今回は使用するプラグインはWP STAGINGと言います。このプラグインを使うと数クリックで簡単にステージング環境を構築できます。

テスト環境じゃなくてステージング環境?と思われたかもしれませんね。ステージング環境とは本番環境へアップする前の最終チェックを目的とした環境です。一方テスト環境は機能追加などの開発を目的とした環境となります。両方とも本番環境からのクローンで作られますが、目的が異なります。

一般的に公開されているサイトに対して更新(機能追加など)する場合、

テスト→ステージング→本番

の流れとなります。

ただし今回の場合は手軽にテスト環境を作るのが目的ですので、プラグイン名にステージングと入っていますが、ステージング=テストの認識で問題ないです。

WP STAGINGを使うメリット

WordPressは静的HTMLではなく、PHPのプラグラムを使用したCMSになります。そのため、テスト環境は限りなく、本番環境と同じ構成のサーバー(仕様)でテストするべきです。このWP STAGINGのプラグインを使うと本番サイトと同じサーバー内にテスト環境が作られるので、サーバー構成の違いによるエラーなどのリスクはほば無いに等しいです。

WP STAGING使い方

WP STAGINGをインストール後、サイドメニューからStaging Siteeを選択し、『Create Staging Site』をクリック

次に、『Enter Site Name(Option)』に任意の文字列を入力します。

ここで入力した文字がディレクトリ名となって、そのディレクトリがテスト環境となります。

例えば、本番環境のURLが『https://www.weblic.co.jp』の場合、先ほどの『Enter Site Name(Option)』に『test』と入力した場合、テスト環境のURLは以下になります。

https://www.weblic.co.jp/test/

『Start Cloning』をクリックするとテスト環境の構築が始まります。

このサイトの場合、テスト環境の構築が終わるのに1:30ほどでした。

テスト環境にアクセスするとログイン画面が表示されますので本番サイトで使用しているID/PWを使用してログインします。

ログイン後はテスト環境とわかるようにヘッダーの帯がオレンジになっているので、本番環境と見分けが付きますね。

後はテスト環境で新しいプラグインを試したり色々いじって見てください。

関連記事

開発

ChatGPTのプラグインを作るために必要なChatGPT Plugins waitlistに参加する方法

ChatGPTのプラグインが2023年3月に公開され、2023年9月18日時点で945個のプラグイン...

2023年9月18日

開発

mordern.IEを使ってのWin8 IE10を試す

最近話題のmordern.IEを試してみました。 OS 10.8.3VMware Fusion 5....

2013年5月28日

開発

Mozilla HubsをCommunity Editionに移行

以前のブログ記事『Hubs cloud AWSを削除する方法』にて情報共有しておりますが、AWS M...

2024年4月22日

開発

Hubs cloud AWSを削除する方法

Mozillaは2024年1月1日よりAWS Marketplaceの「 Hubs&nbs...

2024年1月15日

開発

Sassコーディングのスピードアップを目指す

開発効率とメンテナンス性のよさを考えてSassの導入を検討中。まずは自社サイトのCSSをSass(s...

2013年6月8日

  • カテゴリー

  • 本日、 9人が閲覧しました

    RELATED SITES

    関連サイト

    • SAKAMOTO Blog
    Designed by WEBLIC合同会社