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2018年11月5日 月曜日 投稿者:坂本 乾

今後の決済システムの流れ

 

最近、各所から今後の決済システムについての相談が多いです。おそらく、政府のキャッシュレス化推進の流れからだと思います。決済システムは様々な通信規格、端末、サービス等が入り組んでおり分かりにくい状況かと思いますが、実際、どうなるかは各社の思惑次第です。その分かりにくい状況に加えQRコード決済なる新たな決済システムも登場し今後決済はどうなるの?と困惑しているリアル店舗の方も多いと思います。

 
現状の流れから、ある程度想定できるのは、端末会社や、カード会社が独自に牽引してきたそれぞれの決済サービスは、近い内には、googlePAYやapplePAYに集約されると思われます。
 

ですので、近い将来を想定すれば、今後、店舗側が、どの決済方式にしよう?とのお悩みについては、googlePAYやapplePAYに対応していればOKという流れかと思います。どの決済サービスを選ぶかはユーザー側の判断であって、お店側は特に各決済サービスの選択に意識する必要もなくなると思われます。

わかりやすく言えば、日本においての「おサイフケータイ=Felica(規格)」が「おサイフケータイ=Felica(規格)/ NFC / etc」になるイメージです。

 
なお、現状においても、googlePAYやapplePAYに対応したからといって既存のリーダーを変更する必要なく、両立が可能と思われます。ただ、通信規格(NFC/Felica等)はしばらく平行して利用されると思われます。ただこれも、近い内にgooglePAYやapplePAYが採用するNFCに統合されると思われます。(実際、今回のgooglePixel3から対応した端末もFelica系の電子マネーに対応となってますが、実際は純粋なFelica対応ではなく、ソフト的に使えるようにしているだけ)
 
ちなみにFelicaは日本独自の規格であり、ガラケー同様に2社のプラットフォーマーの影響により決済利用としては無くなる可能性が高いと思われます。ただ、現状各所で以前から採用していしまっているので、すぐには辞められないという状況というのが実際かと思います。(本来は世界標準を牽引できるくらいの技術や規格なのに、そうできないのが日本の不甲斐ないところ。。)
 

では、QRコード決済はどうかと言うと、今の所、googleやappleの端末プラットフォームの影響を受けずに独自で展開しやすい規格なので、WechatPAYなどで普及しました。(QRはDENSOが開発した規格ですがあまり感知せず?)日本国内でも決済サービスを展開する会社が出てきましたが、QRコードだけはちょっと未知数です。。現状は、中華系のWechatPAY(アリペイは中国ではネット決済に利用する場合が多いのでリアル店ではWechatPAYがあればOKかと)のみに対応くらいで日本のQRコードサービスは様子見した方がいい気もします。QRコードは色々な用途に使われており、決済に特化したものでもないですし、独自に開発できる故に逆に、各社個別に色々できてしまい、サービスとしての標準化が難しく、特定のサービス毎にユーザーが存在する状況が生まれやすいと思ってます。

 

以下の記事が決済システムの業界事情が分かりやすいです。

参考までに。

参考記事)